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小澤征爾/ブラームス:交響曲第2番、ラヴェル:シェエラザード他

小澤征爾の『大人って感じ(?)』

                                            ・・・・・ちょっとわかってきたみたい。

UCGD9009.jpg演奏:サイトウ・キネン・オーケストラ 指揮:小澤征爾
録音:2009年9月4日,6日,7日 長野県松本文化会館<ライヴ>
■初回限定盤SA-CD~SHM仕様
 (シングル・レイヤー、2ch STEREO音源のみ収録)
SA-CD:UCGD-9009 \4,500(\4,286) デッカ [2010年8月25日発売]
※初回限定盤はSA-CDのため、CDプレイヤーでは再生できません。
収録曲:
ラヴェル:道化師の朝の歌 ラヴェル:歌曲集《シェエラザード》
ブラームス:交響曲 第2番 ニ長調 作品73

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発売中止~9/22へ延期になった"WAR REQUIEM"より一足先に
このアルバムが届いた。
すでに噂のユニバーサル新仕様だが、これは待望の新録音源のSACDリリース。
ドミニク・ファイフのプロデュース&エディット、ジョナサン・ストークスのエンジニアリング。
ファイフはSKOではあの透き通るような美しいブルックナーを担当していたし、
ストークスはデッカサウンド継承者としてLSOlive等で轟音を収録している。
・・・なのでイカニモいい音がしそうな予感満々!
(それにしてもPHILIPS系の肌触りが総じてマイナーレーベル化している気が・・・するのは私だけ?)

しかし真剣勝負でスピーカーと向き合い、どっぷりこのディスクに聴き浸ってみると
SACDの音、抜けの良さ、分離、横幅、奥行き、情報量、、とか?
そのヘンのこと、どーでもよくなってしまうほど音楽そのものがス・バ・ラ・シ・イ!

小澤+SKOがベルリンフィルハーモニーでブラームスのとんでもない超演を
繰り出し、そのテレビ放送で鳥肌立て感涙したのはあれはワタクシ中学生のころ。
 (20年以上経ってるよ~)
↑それは1番だったが、2番/3番は一枚に収められコンセルトヘボウジャケで
リリースされた。
「CDってこの2曲一緒に入るんだ~!」(当時は新鮮なカップリングだった。はず、)
とお得感に駆られ親に買ってもらったものだった。
しかしこの盤はどうもしっくり来なかった、お得感の裏目か、内容は期待の半額感。
同時期出てきていたカラヤンのラストブラームスの厚さといったら激アツだったし。

と。今回のブラームス、カラヤン峰も越えて行きそうなほど壮大に充実!
とにかく良くも悪くも「ライヴならでは」のドライヴ感満載である。
前半:後半≒水と油 的なプログラムも絶妙のバランスだ。

ラヴェル"道化師の朝の歌"でいきなりオケの全開全奏アタック開始~、
で。この後ブラームスのコーダまでこのフルボリュームはこの盤に出て来ない。
(オザワ氏、前半で鳴らし過ぎてイキ切れで最後落ちるってよく書かれてたよな)

スーザン・グラハム(Ms)の妖艶な"シェエラザード"では歌とオケがよーく混ざる。
随所で各ソロも光り、第1曲でのグロッケンと高弦はキラキラの絹糸状だ。

そしてブラームスでは手のひら返すようにドイツ度100%の重さと渋みが発現。
決してテキパキとはしないテンポに心地良い音の揺らぎがある。音泉だ。
編成も恐らく前2曲より小さいのだがここはまた別天地。
また、ティンパニがやたら明晰に捉えられており、このパートが全体の
パースペクティブの消失点⇔起点となり空間のダイナミクスを広大にしている。
フィナーレは圧巻だ。(ありきたり~)
、、と言いますか、フィナーレのほんとの最後の最後まで爆発力は抑え込まれており、
ココという一点だけでピークを突くのが凄いのである。聴き疲れしない。
巨匠なのである。
大人って感じ。

う~ "WAR REQUIEM" も出たら聴かなきゃか~、、長いぞ~、、、

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